正しい使い方をしてほしい香水(フレグランス)について
● 正しい使い方をしてほしい香水(フレグランス)について
今では、用途に合わせて、「フレグランス」を楽しまれる方が大勢いらっしゃいますね。
【香水について】
実は、以前「香水」について学んだ事がありますので、それを元にちょっと詳しくお話していきますね。
「香水」というのは、香料をエタノールに溶解したものなんです。身体や衣類に付けて、香りを楽しむものですね。そして、香料の濃度によって、香水やコロンなど色々な呼び方があるんです。
【豆知識として】~香水の呼び名について~
・香水、パフューム、パルファム 20%~(香料濃度) 5時間~半日持続。
・オードパルファム 15% (香料濃度) 5時間程度持続。
・オードトワレ 10% (香料濃度) 3時間程度持続。
・オーデコロン 5% (香料濃度) 1~2時間程度持続。
・フレッシュコロン 3% (香料濃度) 1時間程度持続。
【香りの分類について】
香水は、肌につけた瞬間から時間を追って、トップノート→ミドルノート→ラストノートと香りのニュアンスが変化していきます。ですから、香水を選ぶ時には、ミドルノートで決めた方がいいと言われています。
簡単に説明すると、
・トップノートとは、
香りの第一印象である揮発性の高い香料を言います。(~20分位)
レモン、オレンジ、ベルガモットなど柑橘系の香料が代表的です。
・ミドルノートとは、
中程度の揮発性の香料を言います。(2~3時間位)
その香水のテーマが表現されていて、ジャスミン・ローズなどのフローラル系が代表的です。
・ラストノートとは、
香水を組み立てる上で、土台となる香料を言います。(半日以上残る)
その人の印象を決めてしまう香りでもあり、ムスク、バニラ、ウッディー系の香料が代表的です。
【香水のタイプについて】
試行錯誤により、色々なキャラクターの香料を組合わせて、一つのまとまりのある香りが処方されますが、基本的にブーケタイプ・シブレタイプ・オリエンタルタイプの3つに分類されます。
ブーケタイプとは、
ジャスミン・ローズを始めリラ・ミューゲ・イランイランなど様々なフローラルの香料を配合した香調を言います。
シブレタイプとは、
日本語では、森林調と名付けられていて、うっそうとした原始林を想わせる、さわやかさと渋さをもった香調をいいます。
オリエンタルタイプとは、
東洋を起源とする原料すなわちバルサミックノート、アニマルノートを強調するタイプなのでこのように呼ばれています。
ご自分の好きな香りに包まれていると、自然と、豊かな気持ちになりますね。
「おもてなしハンドメイド」を通して
日本中に、世界中におもてなしの「感動」を伝えていきたい!