香りのはじまりについて
● 香りのはじまりについて
「香りのはじまり」について調べてみると、こんなことが分かりました・・・
香りを意味する英語のperfumeは、ラテン語のPer Fumum(through smoke:煙によって)が語源です。人間が香りを利用するようになったのは、火を発見したときからだろうといわれています。
香料が、初めて歴史に登場するのは紀元前3000年頃のメソポタミアです。シュメール人は、レバノンセダー(「香りのする杉」の意。ヒマラヤスギ属)で神への薫香を捧げていました。
古代エジプト人たちは、偉い王様が亡くなると、その亡き骸に香料をたっぷりと塗り、ミイラにして手厚く葬りました。
その当時用いられた香料は、白檀(びゃくだん)、肉桂(にっけい)イリス(あやめの一種)の根や、香りのよい樹脂などでした。
香料が持つ防腐・防臭効果はミイラ作りだけでなく、部屋を芳香で満たして香油を身体に塗り、衣類に香を焚きこみ、ハスの香りをしみこませた帽子をかぶって香りを楽しんだのです。食物や菓子の風味付けに香料が利用されるのもこの時代です。(日本香料工業会より引用)
調べてみると、いろいろな発見があって、より「香り」が身近なものに感じてしまいます。
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